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30年前のインド旅行記

学者兼会社員58歳が30年前のインド、ネパール珍道中日記を書き起こします。

ベンガルに日が沈む

プリ―到着の朝

午前7時。真っ暗闇の中プリーに着く。昨日の晩、風邪が悪化。ちょっと熱を出してしまった。寝袋はびっしょり。とにかく起きてふらふらした足取りで、今日から泊まるツーリストバンガローを探し、海岸の方へ歩いて向かう。朝焼けで空が赤くなってきた。海岸を出て、ベンガル湾に昇る朝日を拝む。すでに朝の沐浴をする人たちがばらばらと歩いている。圧倒的な美しさだ。日が昇りきったところで、ツーリストバンガローに着いた。まだチェックインの時間でないので、荷物を預けて、僕はバザールの方へビーチサンダルを買いに出かける。(13ルピー)なぜかHAWAIIと書いてある白のゴム製。だんだん温かくなってきた。白い砂浜と海。インドも最後になってやっと念願の世界にたどり着いた感じだ。

洗濯後、浜へ

チェックインを済ませた後、お洗濯、この強烈な暑さの元では洗濯しがいもあるというものだ。しかし、浜にいれば浜にいたで、物売りのおっちゃんが、次から次へと話し掛けてくる。最初は品物を見ずに断っていたが、そのうちこっちも暇つぶしに相手をしていると、いろいろなものを見せてきて面白い。コブラの皮とか仏像、珊瑚など、ピンからキリまである。原田は海に入って泳いでいたが、僕は今日は、風邪を引いた後なので我慢。午後はずっと浜で本を読む。

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ベンガルの夕陽

朝陽も美しいが、夕陽は夕陽でまた美しい。夕方になると漁師が地引き網をやっている傍ら、どこからともなく沐浴をしに人が集まってくる。しかし、ここツーリストバンガローのコストパフォーマンスのよさは最高だ。シャワーのお湯は出ない(あったかいのであまり必要ない)が、二階の広い部屋、一泊80ルピー。

ここで一句。ベンガルにプラーリプラプラ日が沈む。