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30年前のインド旅行記

学者兼会社員58歳が30年前のインド、ネパール珍道中日記を書き起こします。

サルナートで仏の気分

サルナートへの観光ツアー

午前10時。起床、今日もいいお天気だ。朝食を済ませた後、明日のポカラ行きのバスを予約しにでかけた。ネパールトラベルサービスを探して、リキシャのあんちゃんなどにも尋ねたところ、結局昨日のガバメントツーリストバンガロウのところにあるのだということがわかった。ポカラまで1泊つき150ルピーだ。ポカラ行きを予約した後、サルナート行きの観光バスがあるというので、今日はそれに乗ることにした。

サルナートはブッダが悟りを開いた土地。ここにあるスツーパが見事だ。仏跡は、ヒンドゥ、ジャイナ教ムスリムの寺院史跡とは、また違った雰囲気がある。サルナートの周辺は緑も多くゆったりとした雰囲気だ。今日のガイドは痩せていて、昨日のガンガーの人ほど芝居がかっていない。ガイドはそれぞれの仏跡の由来を説明しながら、手際良く進んで行く。そのうち、他の観光客と一緒に、ガイドの後にぞろぞろついて回るのもいやになって、大きなスツーパのところで、原田と僕の2人はぐれていたら、バスは行ってしまった。僕はここにある、でかいスツーパが気に入ってしまい、座り込んでずっと見ていた。

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近くにタイ寺院があることもあって、タイ人観光客風の人が多い。その後、バスの中で見るだけに終わったもう一つのスツーパにも、行ってみた。このスツーパは登れるようになっている。てっぺんまで登ると360度の大パノラマだ。田園風景の中、地平線へ沈む夕日を見ながら、インド人の子ども達と一緒に写真を撮った。

夕暮れのリキシャ

帰りはリキシャに乗って、夕日の中を突っ走る。僕はこのスピード感が好きだ。今日のリキシャマンはなかなかいい走りをする。彼も、オートリキシャ、そしてタクシー運転手へのステップアップを一歩一歩目指して、このリキシャを漕いでいるのだろうか。薄明かりの中を人々が歩いて行く。自転車に乗った人たちとすれ違う。そして、どんどん日が沈んで行った。

ここバラナシにきて3日目になる。インドに着いて2~3日間の勤勉な観光態度とは、うって変わって、だんだん不真面目で、いきあたりばったりになってきた。原田はどうも、カレーとチャパティの飯の繰り返しが嫌になってきたようだ。僕は毎日美味しく食べている。ただ、腸内異常発酵か、ちょっとオナラが出てくるので 正露丸を飲んで、おやすみなさい。